ご詠歌
ありがたや つづきのおかの もりかげに
ちえのまもりの のりのみこえよ
横浜市都筑区
ほぼ全域が丘陵地帯であり、起伏はなだらかだがその高低差はとても大きいそうです。かつて、多く住人は農業を営んでいましたが、鶴見川沿岸への工場の進出が始まり、大勢の人々が工場で働くようになると、港北ニュータウンの開発が進められ、自然を生かした緑ゆたかなまちが整備されました。現在でも農業が盛んで、小松菜の生産量は日本一です。
山号額
山号額と六角型菱灯籠です。
東漸寺の参道
民家と小さな畑の間のなだらかで長く続く参道を、初秋の陽を浴びながらゆったりと登ってきました。とても心地よかった。
白い彼岸花
参道の傍らで、ひっそりと咲いていたとむらさき色の紫式部。
むらさき色の紫式部
参道の傍らで、ひっそりと咲いていたとむらさき色の紫式部。
まちの風景
青い案内板
参拝を済ませ、お陽様と緑の木々と丘を渡るそよ風に後押しされて裏門に回った。東漸寺さんの青い案内板が、この丘の最高地点を示す表示塔のようだ。
この裏門で緑の丘は終わっていた。その先は、さながら地獄への入り口を思わせるような深くえぐられた谷底になっていた。むき出しの赤土とまばらに立つ雑木だけの殺伐とした工事現場であった。
その先の丘
しかし、その先の丘にはご覧のような建物群が建ち並んでいます。新しい横浜の街が見えました。